Elementary Japanese: PANORAMA is a textbook that introduces all of the material studied at the elementary level of Japanese in one volume. It aims to equip users with a strong foundation of Japanese language skills quickly and reliably.

The text is designed to take full advantage of today’s technological environment by providing a variety of digital resources that facilitate users’ effective and efficient learning. Below you can find all the digital learning materials referred to in the textbook. Please see the usage recommendations on pp.10-11 in the textbook to learn how to use these materials effectively.

Each video introduces the key concepts of the appropriate sections. Watch the video when you start studying each of the following sections.

Below you can access the slides for the example sentences in the Grammar Module. Using these slides, you can simultaneously practice listening to and reading all the example sentences in the module. Some slides include additional example sentences not found in the text. Those sentences are labeled “additional” in the slides.

Grammar Point 1

Grammar Point 2

Grammar Point 3

Grammar Point 4

Grammar Point 5

Grammar Point 6

Grammar Point 7

Grammar Point 8

Grammar Point 9

Grammar Point 10

Grammar Point 11

Grammar Point 12

Special thanks to Hina Nishikawa and Reina Anamoto for helping create these materials.

Below you can find video practices and practice quizzes for the exercises marked with the monitor icon in the Practice Module. (The practices labeled “additional” are not included in the Practice Module.)

Sounds and Writing Module

Grammar Module

Grammar Point 1

Grammar Point 2

Grammar Point 3

Grammar Point 4

Grammar Point 5

Grammar Point 6

Grammar Point 7

Grammar Point 8

Grammar Point 9

Grammar Point 10

Grammar Point 11

Grammar Point 12

Special thanks to Hina Nishikawa for helping create some of these video materials.

The link below will take you to PANORAMA‘s Kanji Module. 

PANORAMA provides Anki flashcards for practicing hiragana/kanakana, kanji, vocabulary, and the example sentences from the above modules. By utilizing Anki’s spaced repetition system, you can not only memorize material efficiently but also avoid forgetting what you’ve learned. It also helps improve listening skills effectively.

Additional Materials Not Found in the Text

Answer keys for the Comprehension Checks in the Grammar Module as well as the Sentence Practices and Reading Practices in the Practice Module.

The English-to-Japanese Glossary formatted for printing.

The Japanese-to-English glossary is included in the textbook on pp.247-253.

Here, you can access the vocabulary and kanji lists. Feel free to “Download” as a Microsoft Excel file or “Make a copy” as a google spreadsheet if needed. Both menus can be found in the “File” menu. 

Vocabulary Lists 
The main list in this spreadsheet includes all of the vocabulary words that appear in the Sounds & Writing Module and Grammar Module. (The exercises in the Practice Module only use words learned in the two modules above and don’t introduce any new vocabulary.) In addition to the main list, there are two additional lists that are separated for each module. You can use the tabs at the bottom of the spreadsheet to access each of the additional lists.

Kanji List 
This list includes all of the kanji words that appear in the Kanji Module.

For Self-Study Learners

The link below will take you to the page that provides the guidelines and recommendations for those who study Japanese by themselves using PANORAMA.

For Teachers (教師用)

『パノラマ』は以下のような授業をするのに適した初級教科書をお求めの先生方に最適です。

  • 初級文法を使った会話はしっかりと指導したいが、もっと自由な会話の練習も増やしたい。
  • 初級文法はしっかりと指導したいが、今までの積み上げ式の方法は見直したい。
  • 授業内の学習者の言語レベルの違いに対応するために、学習者が自分のレベルに合った活動を個々に効率的に行える学習時間も提供したい。
  • 初級をもっと短い時間で終えられるようにしたい。

現在主流の初級教科書の学習モデルは、ある文法や表現を個別に導入して、それを使うための会話を練習するという形が多く見られます。(例:「~つもり」という表現を導入→「~つもり」を使うための会話を練習)このように初級文法を一つずつ取り上げ、導入・練習する積み上げ式の方法は、特定の文法・表現の指導と会話の指導を結びつけて行えるという意味で有効ですが、その会話練習が対象文法・表現を使うための会話に限定されがちで、しかも初級文法を全てカバーするのに時間がかかるという欠点があります。『パノラマ』は、このような文法導入の根本的な見直しにより、従来より短い期間で、効率的に初級文法が学習できる上に、しっかりと文法指導を行いながら、より自由な会話の練習(例:自分の日常や身近なこと、意見などについて話す)も毎日の授業に組み込めるようになっています。さらに、早い段階から自由な会話練習が始められるような導入順になっているので、そのような練習を、1学期目の早い段階から、複数学期に渡り、十分に行うことができます。

初級の、特に早い学期の授業では、新出文法や表現を練習するための会話練習は多く行えても、使用する文法や表現にとらわれない自由な会話を練習する余裕がないという課題が残るようです。学習者が自分の日常や身近なことについて自由に話せるようにするには、学習の早い段階からこのような練習を行う必要があります。『パノラマ』は以下のような工夫により、1学期目の早い段階から毎授業のように、このような練習を組み込むことを可能にしています。

  • 『パノラマ』では個別文法や表現の積み上げ型ではなく、12の文法ポイントを通したより体系的な導入を行っているので、より効率的に初級学習項目をカバーすることができます。これにより、自由会話を組み込む時間的な余裕が生まれます。
  • 多くの教科書は「XはYです」の文型から導入しますが、『パノラマ』では動詞文を先に導入するため、「昨日何をしたか」や「週末に何をするか」のような日常についてのトピックを早い段階から話せるようになります。(「昨日何をしましたか。」という質問は毎授業聞いてもいい質問ですが、「名前は何ですか。」や「専攻は何ですか。」のような質問は何度も聞くような質問ではありません。このような理由で動詞文からの導入は自由会話を増やすのに効果的だと言えます。)『パノラマ』では、Grammar Point 3から毎授業、このような練習を組み込むことができます。
  • 多くの教科書では、様々な助詞が別の課でバラバラに導入されますが、『パノラマ』ではGrammar Point 1で主要な助詞をまとめて導入します。これにより助詞の機能がしっかりと理解でき、自由な文をより正確に作れるようになります。(「XはYです」の助詞「は」から日本語の助詞の全体的な言語的機能を理解するのは、学習者にとって難しいでしょう。)
  • 多くの教科書では、非過去形と過去形の活用を別の課でバラバラに導入しますが、『パノラマ』ではこれらを同時に導入します。これにより体系的な知識を効率的に身に付けることができます。自由会話の練習でどの形を使うかを自分で選びながら繰り返し練習することで、正しい形を選びながら正確に話せるようになります。
  • 『パノラマ』では、Grammar Point 5で普通形の非過去形と過去形の活用と普通体での会話をまとめて導入します。この時点から、丁寧体での会話と普通体でのカジュアルスピーチの両方が練習できるようになるので、早い段階から、親しい友人とくだけた話し方で話す練習も行うことができます。

以下は実際に『パノラマ』を使用しているプログラムで行っている初級全体のカリキュラムを大まかにまとめたサンプルです。セメスター制(1学年度2学期制)、各コースが4単位の場合で、毎授業、教科書での練習に加えて、「『パノラマ』の特徴」で上記した自由な会話の練習を行うという比較的余裕を持ったカリキュラムの例です。これより速く、または反対に、じっくりと時間をかけて進めることも可能ですので、あくまで実例の一つとしてご覧ください。

以下は実際に『パノラマ』を使用しているプログラムで行っている日々の典型的な授業の流れのサンプルです。1授業が60分の場合の例です。全く違った使い方をすることも可能ですので、あくまで実践報告の一つとしてご参照ください。

以下は『パノラマ』を実際に使っているプログラムでの経験談です。

  • 自由な会話が1年生の1学期目から練習できるようになり、決められた文法や表現を使った会話練習に加えて、学習者が自分の日常や身近なことを自由に話す機会を毎授業設けることができるようになった。
  • 以前は会話練習が丁寧体に偏りがちだったが、丁寧体と普通体の両方を1学期目からしっかりと練習できるようになり、学習者が場面に合わせてどちらを使うかを選べるようになった。
  • 読む練習と書く練習が授業活動の流れに組み込まれているので、読む量と書く量が増え、会話練習と読み書きの練習のバランスが取りやすくなった。
  • 文法が体系的に導入されているので、個別項目の積み上げ式だった時と比べて、学習者の言語的な理解が向上した。
  • 以前は2年で初級教科書を終えるのが精一杯だったが、2年かからずに余裕を持って終えられるようになった。
  • Ankiを使った間隔反復法の練習により、単語や漢字の暗記が効率的に、また保持が確実に行えるようになった。また、聞く練習も効率的な繰り返し練習を通して行えるので、聞く力も向上した。
  • 学期間の学習者の学習継続率(次の学期に日本語コースを履修する継続率)が向上した。

『パノラマ』が推奨する「より速く、より効率的に、より確実に」初級日本語を身に付ける学習モデルについて、学習科学の観点からの解説をご覧いただけます。

教科書本冊8ページから12ページにある「Introduction to PANORAMA: Content and Usage」の日本語版をご覧いただけます。